ドリアデ（driade）ブランドの歴史

ドリアデ（driade）は1968年にイタリア北部の街、ピアチェンツァ（Piacenza）で設立されました。たずさわったのは、エンリコ・アストリ（Enrico Astori）とその妹アントニア・アストリ（Antonia Astori）、アデライデ・アチェルビ（Adelaide Acerbi）の3人、それぞれ企画・経営とデザイン、コミュニケーションを担当していました。

初期のドリアデで記録すべきは1970年代におこなった、家具デザイナー・エンツォ・マリ（Enzo Mari）とのコラボレーションでしょう。ソフ・ソフ（Sof Sof）から始まるコレクションは好評となり、1979年にはデルフィナ・チェア（Delfina chair）がコンパッソ・ドーロ賞に輝くなど、ドリアデの名声を高めます。

1984年には浅草・アサヒビール本社を手掛けたことで知られる、フィリップ・スタルク（Philippe Starck）の作品、イージー・チェア（Easy Chair）を発表しました。名声を確立する前のスタルクとのコラボレーションは、ドリアデの先見の明を感じます。

その後1990年代にはボレック・シペック（Borek Sipek）と、2000年代には吉岡徳仁ら日本人デザイナーとのコラボレーションで作品を発表するなど、ドリアデの話題は尽きることはありません。プロダクトとアートの境界を描くような家具たちは、ファンを増やし続けています。

その他人気シリーズ一覧

• ROLY POLY（ローリー・ポリ）
• BO（ボー）
• WE（ウィ）
• SISSI（シシ）
• PIP-e（パイプe）
• LIBA（リバ）
• MISS LACY（ミス・レイシ―）
• SUKI（スキ）
• ELISA（エリサ）
• FENIX（フェニックス）
• HALL（ホール）
• MINGX（ミンクス）
• PING II（ピン）
• ANAPO（アナポ）
• FOURDROPS（フォードロップス）
• ほか多数

ドリアデ（driade）の代表的なデザイナー

• ファビオ・ノヴェンブレ（Fabio Novembre）
• ルドヴィカ＆ロベルト・パロンバ（Ludovica＋Roberto Palomba）
• フィリップ・スタルク（Philippe Starck）
• フェイ・トゥーグッド（Faye Toogood）
• エレナ・サルミストラーロ（Elena Salmistraro）
• カテリーナ・ソコロヴァ（Kateryna Sokolova）
• 吉岡徳人（Tokujin Yoshioka）
• 伊東豊雄（Toyo Ito）
• 菰田和世（Kazuyo Komoda）
• 妹島和世（Kazuyo Sezima）
• 福澤直人（Fukuzawa Naoto）
• ほか多数